診療科・専門外来

皮膚科

皮膚は目に見える部位なので皮膚病は生活の質に深く関わってきます。
そのため受診された方とよく話し合い、様々な治療法をご提案し選んで頂けるように心がけています。

一般皮膚科

皮膚、毛髪、爪に関するあらゆる皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、アトピー性皮膚炎、にきび、乾癬、脱毛症、とびひ、帯状疱疹や蜂窩織炎などの感染症、皮膚悪性腫瘍など)を診察しています。
重症アトピー性皮膚炎に対するデュピクセント(IL-4/13受容体抗体)や、難治性じんましんに対するゾレア(抗IgE抗体)などの注射剤による治療も行っています。
接触皮膚炎(かぶれ)や、金属アレルギーが疑われる方には、パッチテストを行っています。
尋常性乾癬には外用療法だけでなく、アプレミラストやシクロスポリンなどの内服療法も行っています。ニキビに対しては体質に合わせて漢方薬を使用する事もあります。

美容皮膚科

まずは皮膚トラブルに関する正しい診断が必要なので、年齢、性別を問わず、何かお悩みがある場合は皮膚科でご相談ください。

ケミカルピーリング(サリチル酸マクロゴール)

酸を使用して古い角質を溶かすことにより表皮の再生を促す治療です。
10分程度の所要時間で、顔の赤みや不快感などもほとんど出ることがなく、安全に施術を受けて頂けます。

  • 毛穴の開きや、ざらつきの改善、ニキビをできにくくする
  • 古い角質を除去し、くすみを目立たなくする
  • 肌の張りが生まれる、小じわが目だなくなるなどのアンチエイジング作用
イオン導入(高濃度ビタミンCローション)

浸透しにくい美容成分を、微弱な電流を利用して皮膚の奥深くまで浸透させる方法です。
10分程度の所要時間で、顔の赤みや不快感などもほとんど出ることがなく、安全に施術を受けて頂けます。

  • メラニン合成を抑えてシミを改善する効果
  • きめが整う、毛穴が閉まる、ニキビ改善
エレクトロポレーションについて

電気パルスを使って、一時的に細胞と細胞の間に隙間を作ることでさまざな美容成分を皮膚の深い部分(真皮)まで送り届ける事のできる方法です。
従来のイオン導入の20倍の浸透力があるといわれ、またイオン導入では浸透させることのできなかった分子量の大きな薬剤も導入できるようになりました。

以下のような肌悩みをお持ちの方におすすめです
・痛みや刺激感なく、効果の高い肌のエイジングケアをしたい
・肝斑などのしみやくすみが気になる、乾燥感などでふけてみえる
・肌のハリがない、表情じわや乾燥じわが気になる
・毛穴、ニキビが気になる

導入薬剤を肌悩みにあわせて選べます。こちらからご提案もできます。

① あらゆる肌悩みに:ペップビュー
7つの成長因子(人の神経幹細胞由来)・イデベノン(強力な抗酸化作用、ビタミンCの10倍)アルジリン(塗るボトックス)
コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸の生成を促進し、肌のハリや弾力、キメを整える、肌の新陳代謝を高める、毛穴・ニキビなどの肌トラブルの改善、しわの改善

② 美白ケア:トラネキサム酸・ビタミンC・ヒアルロン酸
肝斑などのしみやくすみの改善、しみの原因のメラニン生成の抑制、紫外線ダメージの修復、肌のトーンアップ、お肌の乾燥を軽減させる保湿作用など

③ 高濃度ビタミンA(レチノール)
毛穴の開きが特にきになる方、顔の赤み、ニキビの抑制、ニキビ跡の赤みや色素沈着の改善、肌のハリ、小じわの改善

トレチノイン

角質をはがし、表皮角化細胞を分裂・増殖させることで皮膚の再生を促し、しみを外に排出させる作用があります。 表皮内でヒアルロン酸などの分泌を高め、皮膚をみずみずしい状態に導きます。また、真皮ではコラーゲンの分泌を高め、小ジワの改善や皮膚のハリが戻ってくるなどの効果が期待できます。
ホームケアとしてお使い頂けるよう様々な濃度をそろえています。
効果が高い分、刺激感や赤みなどの作用がでやすいため医師の指導の下での使用が必要です。

ハイドロキノン

メラニンの産生を抑える美白剤です。トレチノインと併用する事でしみに対する高い効果が期待できます。また、肝斑にも有効です。

高濃度ビタミンCローション

安定型で酸化しにくく、肌への吸収率も高い高濃度ビタミンC誘導体ローションです。
イオン導入で使用しているものをホームケアとしてお使い頂けます。

セルニュープラス

美容皮膚科学に基づいた化粧品です。

担当医表

午前 受付11:00まで

樋口睦美ひぐちむつみ

樋口睦美

樋口睦美

樋口睦美

外来診療担当医表PDF

認定施設等の資格

  • 生物学的製剤使用承認施設

診療スタッフ

  • 皮膚科副部長
樋口 睦美ひぐち むつみ
樋口 睦美
専門分野
  • 皮膚科一般
学会等
  • 日本皮膚科学会認定専門医
MESSAGE

皮膚は目に見える部位であり、人目にさらされる部位なので、皮膚病があると個々のは生活の質に深く関わってきます。その為患者さんとよく話し合い、満足できる状態に持って行けるよう、外用法以外にも様々な治療法をご提案し、選んでいただけるように心掛けています。